初めての方へ

治療の流れ

施設写真

①電話で予約

  アルプス鍼灸院の治療を受けたいと思ったら、まず電話で希望される治療日を予約していただきます。電話058-382-5740まで。ルーター経由のため、繋がるまでに少々お時間がかかります。「はい!アルプス鍼灸院のカワイです」「どうされましたか?」現在の症状を伺います。希望される日時を予約してください。連絡先の電話番号をお聞きします。予約時間の5分前に来院してください。

②どうぞお入りください。どうされましたか?

  患者様の辛い症状、お悩みをお聞きします。気になることは遠慮なさらず、お話をいただいた方が、治療する祭のプラスになります。私の方からは、病歴、食欲、睡眠、喫煙などをお聞きします。

③ベッドで休んでください

  仰向けになって休んでいただきます。(腰痛の方や妊婦さんは、坐位や横向きでokです。) ここでは、東洋医学の脈診、舌診、腹診と、理学療法検査をします。次に、仰向けとうつ伏せで刺鍼をしていきます。必要な方は、パルス療法や手技鍼を行います。つぎに、必要なツボにお灸をしていきます。反対側も治療を行います。指圧マッサージでは、身体の歪みを観察しながら、コリをほぐしていきます。心身ともにリラックスして、いつの間にか眠ってしまわれる方もいらっしゃいます。体操指導や生活の改善ポイントをアドバイスします。

④治療後の身体の変化を感じてもらいます。いかがですか?

  治療後は、最初の問診でお聞きした症状が緩和されているかを確認して、終了します。次回の予約を、希望されます方は予約することもできます。「どうぞ、お大事にしてください。」 なお、初めて鍼灸治療をされる方ですと、治療後1~2日は、一時的に疲れを感じることもありますが、これは良くなる前の身体の反応ですから、心配いりません。

 

  東洋医学では、人も自然の一部であると考えます。環境の変化、季節の変わり目、身心のバランスが崩れることがあります。バランスの崩れた状態からバランスのよい状態に改善することが治療です。病気の原因となる生活習慣を見直してみることも、大切です。お時間に余裕のある方には、健康体操の指導もします。


治療の方法

機器写真

■鍼

  上の写真のようなデスポ鍼を使用します。太さは0.12~0.20mmで、部位や症状によって使い分けます。刺鍼は、筋肉の緊張を緩和し、血管をひろげ、血液循環を改善する効果があります。鎮痛効果や免疫力もアップしてくれます。

■灸

  もぐさと言われるヨモギの葉の裏の毛を乾燥させたものを、当院では、ゴマ粒大にし、肌に乗せ線香で火をつけます。ほんの瞬間ですが、チカッとする程度です。お灸のあとは、小さなかさぶたができますが、約1週間程で良くなります。肌質や症状に合わせ、刺激量の少ない糸状灸や棒灸などの方法で行います。免疫力アップには、『足の三里』の灸を推奨します。

■小児鍼

  金属のヘラ等で、エネルギーの流れの方向を考慮しながら、肌をリズミカルにこすります。皮膚がほんのりと赤くなる程度に行います。

■棒灸・箱灸

  もぐさを棒状にしたもので、先に火をつけて、肌から数cm離して使用します。ほんわかと温かさを感じます。お子様にも使用します。直接肌に触れることのない温灸です。箱灸は、当院ではじんわりとお腹を、温めるために使用します。

■皮内鍼

  治療の最後に、長さ1mm程の小さな鍼を通気性のよいテープで、肌に固定します。帰宅後、持続効果の補助として貼付します。赤ちゃんや耳のツボに使用する際には、粒鍼を貼付します。

■パルス治療

  低周波鍼通電療法とも言います。筋肉に刺鍼して、電気の刺激を与えることで、痛みやしびれの神経痛を緩和させます。

■吸玉療法

  カッピングとも言います。東洋のみならず、西洋でも行われてきた伝統的な治療法です。血液の循環をアップさせます。

 

 

 ■消毒・環境衛生

  治療室の換気を積極的に心掛けています。ドアノブ等の手で触れる可能性のある場所は、消毒用エタノールにて消毒しています。